はじめに
①このブログを実名で書き記した意味
私達は、どうしても、提訴せずにはいられなかった理由があります。
清水産婦人科クリニックには、優華の命が失われた原因の全てを真摯に受け止め、もう二度と、このようなあってはならない医療事故は起こさない、これから生まれてくる赤ちゃんの命を救うと、改善を誓って頂きたかったからです。
( 提訴前にもやりとりはありました。
清水産婦人科クリニック側は、優華に症状もなく、相談もされていないと虚偽を述べ、当院に責任はないと突き放しました。
答弁書抜粋
「突然の急性左心不全を惹き起こすような
重症大動脈弁狭窄の場合、出生直後のチアノーゼ、哺乳障害、体重増加不良などの臨床症状を是することで、見逃されるはずがない。医師も看護師も、8~9時間の連続睡眠以外、母親から相談を受けたことはなく、最後まで症状も全くなかったので疑うことは不可能。当院に責任はない』と返事をされました。
※清水産婦人科側は、医療のプロであるはずですが、驚くべき事に、解剖の結果を否定して、ミルクで窒息死したなど、1審、2審と、死亡原因を何度も変遷しています。このことは、後に詳細を書きます。)
5年の年月を経て、1審、2審、裁判所に被告の虚偽や、詳細に認定した『事実上のカルテ改竄』を認めていただき、全面勝訴という判決を頂きました。
しかし、清水産婦人科クリニック側は、飽くまで、改竄も否定して、自分に落ち度はないと言い続けています。
このような態度では、杜撰で程度の低い診療が放置され、同様の事件が繰り返されかねません。
これでは、優華が命を懸けて教えてくれたことも、この苦しい裁判も意味がなくなってしまいます。
2審の判決後に清水産婦人科クリニック側は記者会見を開き、
「まれな心疾患で産婦人科医が結果責任を負わされれば、新生児医療は崩壊する」とコメントを出しました。
私たちは、これを知り、大変、悲しく思います。
そして、「そうではない!」と、強く言いたいです。
なぜならば、清水産婦人科クリニックのように、小児科を標榜しているのに医師が赤ちゃんの診察をせず、カルテを改竄したり、法廷で偽証をしたりする医療機関は他にないと信じているからです。
清水産婦人科クリニックが、小児医療の立場を代表しているかのような態度やコメントを発していることは、他の産婦人科医の先生方に大変失礼だと思います。
優華の心疾患は、「まれな心疾患=心臓病の存在を疑うことが非常に難しい」ではありません。
実際に、優華には、教科書通りの心疾患症状がどんどん出始めていき、医学の素人の私達も気付くレベルでした。
心疾患症状の全てを、Y医師と、X看護師に報告しましたが、それでも、気に留めることはなく、「大丈夫」と放置したのです。
私達は、全国の産婦人科医の先生方が、毎日真摯に命に向き合い、寝食を忘れて必死になって小児医療に臨んでいることを知っています。
その先生方に、不可能な高度な診療を求めているのではありません。
他の先生方が日々行って下さっている当たり前の適切な診療を、 清水産婦人科クリニックでも行ってほしいと求めています。
これからは、聴診や基本的な診察を怠ったりしないでほしい。間違った心疾患知識を、もう一度勉強してほしいのです。
このような診療では、自分で「痛い、苦しい」と症状を訴えられない赤ちゃんは、即、命を失う結果になることもあると分かって頂きたいのです。
今の私達に出来る事はなにかと考えました。
清水院長がカルテ改竄の事実を認め、杜撰な診療を反省をして下されば、このような実名公表のブログを発表する必要はありません。
清水院長には猛省を求めると同時に、同様事故の再発を防ぐことに繋がると信じています。
私たちは、このブログに、優華の生きた証と、医療裁判の記録の真実を、書き残していくことを決意致しました。
② 私達の想い
結婚3年目、待ちに待った待望の女の子が誕生しました。
親戚の中で1番目の孫でみんなで大喜び。
平凡だけど幸せな育児、幸せな笑顔が溢れている生活。
しかし、生後38日目の朝、理由も分からず突然苦しがった優華。
「どうしたの?どうしたの?」
そして、目の前で優華の呼吸が、ゆっくり止まっていきました。
すぐに救急車で墨東病院に運ばれ、治療が始まります。
「優華、お願い!早く、息をして!!!」
私たちが、どんなに神様に願っても、優華はそのまま二度と目を覚ますことはありませんでした。
優華は、清水産婦人科クリニックに何度も相談しても、何も問題ない、と言われていたのです。
どうして突然亡くなったのか、清水良美院長に相談に行きました。
清水院長
「こちらでは何も異常が見当たらなかった。心臓病だったなら、体重が全く増えないから、わかるんだ。だからSIDS(乳幼児突然死症候群)です。
SIDSは6000人に1人、誰かがならなくてはいけない。
それがあなたたちでした。運が悪かったね。当院でSIDSは6人目である。
四十九日で気持ちを切り替えなさい!いつまでも泣いているんじゃないよ!すぐに子どもを作るためにも今日から母乳を止めます。
次の子が生まれたら、すっかり元気になる」旨回答されました。
私達は、清水院長の態度に、とても傷付きました。
優華の代わりは、次の子にも、誰にも、決して出来ません。
あの可愛いしぐさも、顔も、声も、肌も、匂いも、優華だけのものです。
母親は、母乳を止める薬は飲みませんでした。
涙を流しながら母乳を搾乳して、優華の冷たくなった亡骸にガーゼで含ませ口に付けました。
「優華、おいしい?喉渇いたよね。」
優華がいなくなった後も、しばらくの間はお線香とともに母乳をお供えしました。
私たちは、清水院長の発言と剖検結果との相違、不信感から、カルテを証拠保全するに至りました。
そのカルテを見た瞬間に、すぐに、「おかしい!」と気づきます。
事実と違う事が、書いてあったからです。
そして決定的だったのは、母親以外、誰も知ることが出来ない、優華が亡くなる前日の体重数値が記載されていたのです。
「どうして、こんな記載が?まさか書き直された?でも、まさか、そこまで酷いことするはずがない。」
しかし、もっとよく読み込んでみると、確実に後から書いたという証拠が、いくつも生々しく残っていました。
優華のカルテは、改ざんされていたのです。
安全を一番に考えて選んだ、清水産婦人科クリニックとの、医療裁判という、想像を絶する長く、苦しい闘い。
裁判の中で、次々に明かされる悲しい事実。
「カルテ改竄」
「法廷での虚偽」
「法廷で『こんな事例に巻き込まれて疲れる』と言う清水院長。」
我が子を失った上に、裁判での苦しみ、必死に耐えて勝訴しても、それでも優華は帰ってきません。
どうしたら、優華に逢えるのでしょうか。どんな努力でもするので、優華に逢いたいです。
優華に二度と逢えない悲しみは、この先も一生変わりません。
この私達よりも、一番、寂しくて悔しいのは、優華自身です。
もっともっと、生きていたかったと思います。
優華と私達の願いは同じです。
『もう、他の誰にも、こんな悲しい思いをさせたくない』
愛する優華の命と、この判決が、未来ある赤ちゃんの命を救うことになりますように。
全ての赤ちゃんが、安心して当たり前の適切な診療を受けられますように。
私達は、心から願い続けています。
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