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2013年4月26日 (金)

『清水産婦人科クリニック』 1カ月女児の心疾患死亡 高裁も「病院側の過失認める」 2審報道

生後一カ月余りの女児が死亡したのは医師が先天性の心疾患を見落としたためだとして、県内の三十代の両親が、東京都江戸川区の清水産婦人科クリニックの運営法人に、五千八百八十万円の損害賠償を求めた訴訟の控訴審判決で、東京高裁は二十四日、一審東京地裁判決に続き全額の支払いを命じた。

 判決によると、女児は二〇〇七年十一月、大動脈弁狭窄(きょうさく)症で死亡した。病院側は「産婦人科医には診断が困難な心疾患だった」と過失を認めなかったが、坂井満裁判長は「遅くとも一カ月健診で心雑音を聴けば、適切に診断して他の病院に転送できた」と否定した。

 法廷で判決を聞いた父親は、裁判長に向かって深々と一礼。記者会見で「ずさんな診療が命を奪った」と病院側の対応を批判。母親も「このような医療事故が二度と起きてほしくない」と涙ながらに訴えた。

 病院側は「まれな心疾患で産婦人科医が結果責任を負わされれば、新生児医療は崩壊する」とコメント。最高裁に即日、上告受理を申し立てた。(東京新聞 4月25日)

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