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2013年5月

2013年5月 5日 (日)

14時の検温についてX看護師証言には矛盾が

 14時の検温についてX看護師証言には矛盾があります。

本当に日々ルーチンとして行っていれば間違えるはずはない事を、証人尋問で間違えてしまったのです。


X看護師陳述書
「新生児に関して当クリニックは母子同室の看護体制としております。
私は他の看護師・助産師と分担して
午前中に新生児のケアを行い、
午後には新生児の検温体温測定、体重測定、聴診、ビリルビン測定、児の体表観察、排便・排尿回数および嘔吐の有無の確認)を行います。」
と主張されていました。

その後、証人尋問で、14時の検温で行う内容について質問をされると、
陳述書に書かれていたことを訂正されました。

 長いので証言をまとめますと、
14時の検温で行う内容について、
「体重測定はしてません。ビリルビン測定も行っていません。」
そして
「心拍数を1分、呼吸数を1分測定をしている。」と言うのです。

 しかし、陳述書の文面を見ると「私は」とX看護師自らの業務手順と述べており、午前中は新生児のケアを行っているので、
検温は午後の14時のみ担当しているのです。

 この内容の通り検温を行っていたとは、到底考えられません。

午前と午後が混乱していたという言い訳も出来ません。
この訂正をしたことは、誰しも疑問を持つと思います。

 
出生直後聴診と同じように、温度板にもその記録はどこにもありません。

全員の赤ちゃんに検温が行われていれば、
14時から、赤ちゃんを連れ出せるので、相当の時間待つことになります。
気がつかない訳がありません。

温度板についての詳細はこちら→ (2)杜撰な温度板

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2013年5月 6日 (月)

(6)副院長、1ヶ月検診カルテに記載している証言

 優華のカルテに副院長の記載はまったくなく、すべての記載が清水良美院長、1人によるものです。

1ヶ月健診の診察についての副院長の証言は以下のとおりです。

  被告代理人
      「優華のカルテ10ページを示します。ここに、10月5日、退院診察時の記載があるんですけれども、下から6行目ですね。体重3340g、これを先生が御覧になって、「退院時,3340g」と11ページのほうに記載されたということでよろしいでしょうか。」

副院長
     「そうですね

  以上は、反対尋問ではなく、主尋問とその回答です。
被告代理人も副院長も、1ヶ月健診時の診察は、副院長が診察をして、
副院長自身がカルテを記載したことを当然の前提として質問をし、証言をしています。

 尚、訴訟の経過としても、「1ヶ月健診の担当は、副院長1人が担当だった」前提で進められており、2年4ヶ月以上争いはありませんでした。

判決 : 本件カルテに副院長による記載が一切ないことについては,それ自体,不可解といわざるを得ない

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(7)優華カルテの年月日印字スタンプ 他の赤ちゃんと違う(画像)

 私たちが、カルテ改竄の箇所を明確に記した書面を提出した後に、
清水産婦人科クリニック側は、同時期に生まれた赤ちゃんのカルテ(6人分)を、提出してきました。

 優華のカルテに押捺されている日付スタンプは全て同一です。これを印字器(A)とします。

 その6人分のカルテに押捺された35個の日付(19.8.6~20.8.9)を印字するスタンプは、違う機種で全て同一です。これを印字器(B)とします。

 一年余にわたる6人分カルテ日付の印字が全て同一の印字器(B)によって押捺されたもので、その一年余の期間内の1か月余の期間に作成された優華のカルテだけが、別の印字器(A)によって日付が作成されています。
 同一の日(19年9月29日)に作成されたカルテの印字が、一方は印字器(A)によって、他方は印字器(B)によって押捺されているのです。

つまり、入院中、同じ日付に記載された赤ちゃんのカルテの印字器が、優華だけ異なっているのは、不自然
です。

優華の印字(印字器A)
Yuukainji

同時期赤ちゃんの印字(印字器B)
25inji

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2013年5月 8日 (水)

清水良美医師は小児科の経験があるので見逃すことはないと主張。

清水良美院長は、

1審で「早期小児科に習熟しているので、心疾患を見逃すはずはない」と主張していました。


しかし、

2審になると、「産婦人科医には診断困難」と変更してきました。

 正反対の主張に、驚きました。

①清水良美医師陳述書(1審)

『経歴書を見ても明らかなとおり,私も副院長も産婦人科勤務経験が長く,取扱い分娩数も豊富ですから,聴診可能な心雑音があれば必ず聴診にてキャッチできますし,全身状態の観察により異常を見逃すことは考えられません。加えて私は小児科勤務との兼務経験もあり,早期小児科の診察にも習熟しております。』


②清水産婦人科クリニック ホームページ抜粋

『NICU(新生児集中治療室)があれば、そこは、大学病院も赤ちゃんを送ってくるかもしれないほどの「最高レベルの産婦人科病院」と考えてよいでしょう。
清水産婦人科クリニックには、NICUを2床備えておりますので未熟児も安心して管理することが出来ます。 』

③清水産婦人科クリニックは小児科標榜している。



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2013年5月 9日 (木)

清水良美医師の心雑音知識

清水良美医師証言の誤り

心疾患につきましては,やはり雑音,心雑音が聞こえるか,有無によってはっきり分かります。体重が増加,異常なほど増加しない場合には,1年生,2年生のドクターでも分かる心雑音は必ず聞こえます。それが,この優華さんの場合には聞こえませんでしたので,まず心疾患は除きました。

原告協力医師意見を基に、清水良美医師の誤りを指摘しました。

 『体重増加不良と心雑音,心疾患の重症度と心雑音の関係が全く分かっていません。心疾患患者を扱ったことのない者の直観的な発言と思われます。
そもそも,本件で問題となっている乳児期早期に死亡する大動脈弁狭窄症からして,聴診音の強弱と疾患の重症度の相関関係は全く逆です。
「原告協力医意見書」に記載がある通り,心拍出量が低下しきった末期的大動脈弁狭窄症では,心雑音が聞こえにくくなります。
 また,先天性心疾患のうち発生頻度が一番多い心室中隔欠損症(VSD)では,孔が小さく成人しても手術適応のないRoger型は収縮期雑音が大きく聴取されます。VSDでも右心室圧が左心室圧と等圧あるいは凌駕するEisenmenger症候群となると手術をしても命が助からなくなりますが,この場合は収縮期雑音を聴取しないか,減弱します。』

逆のことを証言した清水良美医師の心疾患の聴診知識は,「1年生,2年生のドクターの水準」以下と指摘せざるを得ません。

なお、この点について、清水良美医師は反論していません。

後日、大動脈弁狭窄の雑音についての証言、聴診においての着目点の証言を掲載いたします。

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2013年5月10日 (金)

清水良美医師:重症大動脈弁狭窄の心雑音についての証言(一審)

 清水良美医師が、『大動脈弁狭窄の拡張期心雑音』と言った事は、誤りです。
 私達もたくさんの教科書を見ましたが、大動脈弁狭窄の拡張期心雑音の記載はひとつも見当たりません。

<清水良美医師の尋問>
原告代理人
あなたの陳述書の5ページなんですが,ちょっと示すのはやめますが,
死期が迫った重症型大動脈弁狭窄症において出現する症状の主たるものとして,収縮期,拡張期心雑音という,こういう記載があります。これは御記憶ありますか。

清水良美医師
あると思います。

原告代理人
収縮期,拡張期心雑音というのは,どういうふうに聞こえるんでしょうか。

清水良美医師
大動脈弁狭窄症の場合は相当進まなければ音は聞こえませんが,状況が進みますと,簡単に言いますと,心臓の音は,「どっくん」といいます。その「ど」と,「くん」の間が収縮期,収縮期の雑音,心臓から血が出るときですね。その「どっくん」の間が収縮期でその間に変な音が聞こえるのが収縮期雑音といいます。その場合,「どっくん」の間から,「ど」から音がだんだんわあっと高くなって,「くん」に当たって小さくなるのを,これを収縮期の駆出性雑音。こういう場合は,心房中隔欠損もしくは重症の動脈弁狭窄症というのがございます。「どっくん」の間,ずっと続けて雑音があるのは,これは,心室中隔欠損がございます。そう把握して,私はそう習い,そういうことで今までも診断して,児はちゃんと診断をつけて,大きい病院に問題の児は送っております。

原告代理人
重症大動脈弁狭窄症において出現する主たる症状として拡張期心雑音という記載があるわけですけれども,これはどういうものですか。

清水良美医師
重症になりますと,拡張期にも心臓の血流の流れが出てきますので拡張期にも出ますけれども,それは相当重症じゃないと出ません。一般的には,収縮期の駆出性雑音で,大動脈弁狭窄症というのは診断がつきます。むしろ拡張期にそれが出るようであれば,その前に診断がついて大きい病院に搬送されてるような状態でございます。

と証言されました。


原告協力医師意見を基に、清水良美医師の誤りを指摘しました。

『ここでの,清水医師の説明では「重症ASになると拡張期に雑音が出てくる」ということですが,そのようなことはありません。一般に拡張期には左心房から僧帽弁を通った血流が左心室に流入しますが,ASが重症化しても雑音は生じません。通常の診療で日常的に心臓の聴診を行い,心雑音の発生機序から理論的に考えれば,このような間違えを証言するはずがありません。

おそらく,被告協力医K医師の「意見書」 「第3 大動脈弁狭窄症兼閉鎖不全症の一般的経過 1」にある「弁の逆流が多い場合は,出生直後より心不全(体重増加不良というよりは体重減少,頻呼吸,聞き逃されることのない収縮期+拡張期心雑音,異常発汗など)が存在します。」という記載からだと推測されます。』

この点も、清水良美院長は、反論していません。

なお、1審で重症大動脈弁狭窄の説明しているにも関わらず、2審になって、
清水良美医師は、「重症大動脈弁狭窄をはじめてしりました。聞いたこともない疾患でした。」旨述べ、主張を変遷しました。こちらはまた後ほど書きます。

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2013年5月11日 (土)

清水良美医師の聴診の着目点

先に、清水良美医師は、早期小児科に習熟し、心疾患については、雑音の有無ではっきりわかる事。また重症大動脈弁狭窄を収縮期,拡張期心雑音と述べたこと。を掲載致しました。

そして
正常な新生児に対して聴診をどう行っているかを聞いた質問です。

<清水良美医師の尋問>

原告側弁護士
あなたは、心音を聴診されるときには,まず何に着目をして聴診をされますか。

清水良美医師証言
    ベビーの場合は,まず,出る症状がチアノーゼでございますが,この場合は大動脈弁狭窄症,あと今言った,心臓の上に穴が開く・・・。

原告側弁護士
すいません,ちょっと・・・。

清水良美医師証言
分かりました。簡単に言います。私が聴診するに当たっては,まず胸骨がございます。胸骨の左側の第2肋間の,私から左,右側です。右側で,心房中隔欠損症もしくは大動脈弁狭窄症。あと,次に聴取する部位としましては,胸骨,真ん中の骨です,その左縁の下,第4肋間,ここで,これは怖い病気ですけども,心室中隔欠損,もしくは僧帽弁狭窄症,それを診ております。

と証言されました。

原告協力医師意見を基に、清水良美医師証言の不自然を指摘しました。

『清水良美医師の聴診の着目点は一番雑音聴取の頻度が高い動脈管開存症(PDA)を無視して,心室中隔欠損症(VSD), 心房中隔欠損症(ASD),さらに頻度が高い肺動脈弁狭窄症(PS)を無視して頻度は少ないが聴取が簡単な大動脈弁狭窄症(AS), 頻度も極めて少なければ聴診も困難な僧帽弁狭窄症(MS)となっていました。このことから,新生児の聴診を真面目にしていたという診療態度ではないことがわかります。

「なぜ,清水医師が『MSについて着目している』と証言したのか?」については,真面目に診断学を学んだ医師なら容易に推測できます。21世記にはほとんど発症がなくなったリウマチ熱を原因とするMSは,心臓の聴診技術が熟達されたGolden age of sthetoscope (聴診器黄金時代)の19世紀に多発していました。その時代の心臓病といえば,当時罹患数の多かった後天性弁膜症,特にMSを指したのです。その歴史もあり,現代までも内科診断学の成書の心音聴診や弁膜症の診断に関する記載は,MSが最初にかつ詳細に書かれているのです。清水医師の心疾患聴診知識は,成人の診断学の教科書の記載によるものです

なお、この点も、清水良美院長は、反論していません。

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2013年5月12日 (日)

優華に出ていた症状についての、裁判所の判断(1審判決文)

 判決文:原告は,優華には,10月5日の退院から同月29日の1か月健診までの間に,

①四肢の肌の網状チアノーゼ(末梢循環不全)及び四肢冷感,
②呼吸異常(陥没呼吸・多呼吸),
③傾眠傾向,
④哺乳不良,嘔吐
の各症状がみられるようになった旨主張するが,

 被告はこれを否定し,
清水院長,Y副院長及びX看護師も
原告ら主張のような心不全症状は存在しなかった旨陳述(乙A17ないし19)ないし供述する。

確かに,本件カルテにおいては,心不全症状の存在に関する記載は見当たらず,一般状況が良好であること,異常がないこと等について繰り返し記載がされているが,本件改ざん部分について信用性が乏しく,判断に際して重きを置くことができないことは既に判示したとおりである。
 

むしろ,優華の母がこれらの症状が存在したこと,X看護師やY副院長にこれらの症状について相談や報告をしたことについて,具体的に陳述(甲A22)ないし供述しており,これを裏付ける客観的証拠も存在すること
〔例えば,育児日誌の記録(甲A6) ,優華の傾眠傾向等に関するメール(甲A24の2),優華の10月13日及び同月24日の映像(甲A18) , 10月21日の写真(甲A5, 25),X看護師が,ブログで,10月28日付の優華の母による「自分の子供が血流が悪いことや,抱っこが足りないことなど・・・。このまま知らなかったら後悔していました。」との書込みに対し,「初めてマッサージに参加された時より,随分,赤ちゃんの血行が良くなっていましたね」と回答していること(甲A26,乙A7)等〕に照らせば,清水院長,Y副院長及びX看護師の供述等をそのまま措信することは相当でないというべきである。



 判決文に記載されているX看護師ブログは、1審判決前に閉鎖されていました。
 


高等裁判所は、この1審判決の他に、追加主張について判断を加えております。
この判断については、X看護師のブログ追加主張についての高裁判断をご覧下さい。

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2013年5月13日 (月)

X看護師のブログ追加主張についての高裁判断

優華に出ていた症状の裁判所判断(1審判決文)
の中に、書かれているX看護師ブログについて、清水産婦人科クリニックは、2審になって追加主張をされ、高裁では、以下に判断されました。


判決文:
「なお,清水産婦人科クリニックは,優華の母がX看護師のブログ(甲A26)に書き込みをした内容は,優華の母の誤解であったが,X看護師は,誤解であると指摘すると角が立つと思い,優華の母に合わせた上記コメントを返したにすぎないと主張し,これに沿うX看護師の陳述書(乙A36)を提出する。

しかし,優華の母が,優華の身体の状態を心配して,X看護師のブログ上に上記のような記載をしたことに対し,優華の母のコメントを否定するような返答をするのは角が立つと思い特にしなかったというのは,
医療に従事している看護師の言動としては想定し難いというべきである。

すなわち,X看護師は,陳述書(乙A36)において,優華の血流が悪かったと感じていたことはなく,優華の母がマッサージの手加減がわからず,優華の身体が温まらなかったが,徐々にこつをつかんできたようだったので,「初めてマッサージに参加された時より,随分,赤ちやんの血行が良くなってきましたね」と回答した旨の記載をしているが,
このX看護師の陳述書に記載のとおりの事実であったとすれば,そのとおりに回答した方が優華の母のためであったのであり,
上記のような回答をしても何ら優華の母のコメントを否定することにはならず,角が立つような回答でもないといわなければならない。

また,X看護師は,証人尋問において,
上記ブログについては記憶がないと供述するなど,
今回提出した上記陳述書の記載内容とも矛盾した供述をしている。
これらのことからすると,
清水産婦人科クリニックの上記主張やX看護師の陳述書を採用することはできない。」


判決文に記載されているX看護師ブログ(アンセリウム)は、1審判決前に閉鎖されていました。
また、後日X看護師の証言、2審の陳述書、X看護師ブログの詳細を掲載したいと思います。

2013年5月16日 (木)

清水産婦人科クリニックでの、SIDS(乳幼児突然死症候群)は1166人に1人

はじめにで書きましたように、清水良美医師は、
「SIDSは6000人に1人、誰かがならなくてはいけない。
それがあなたたちでした。運が悪かったね。当院でSIDSは6人目である。」
旨説明されました。

証人尋問で、原告側弁護士より清水院長に質問しました。


(原告側弁護士)
最後に,この病院で,SIDSで亡くなられた方は優華さんの例が6例目だ,というふうに御説明されましたね。
 

(清水良美医師証言)
はい


厚労省のHPでも、
日本でのSIDS(乳幼児突然死症候群)の発症頻度は
おおよそ、出生4000~6000人に1人と推定されています。

 清水良美医師の経歴を見ますと、
1994年に清水産婦人科クリニックを開業し、
2010年6月の14年間で7500例の分娩を行っているとなっています。
また2007年当時には、年間580~600の分娩数とされていたので、
優華の産まれた2007年9月頃では、
少なくとも6000人多くても7000人位の分娩数と思われます。

2007年9月~2010年5月の分娩数
 =(月50の分娩数 × 33ヶ月) = 1650人

2007年9月の分娩数 = 7500 - 1650 = 5850人 =少なくとも6000人



優華が産まれた2007年当時に、すでに
6例もSIDS(乳幼児突然死症候群)とされた赤ちゃんがいます。

6000~7000人(分娩数)÷6人(SIDSとされた赤ちゃん)=1000~1166人

清水産婦人科クリニックでは、1166人に1人がSIDSを発症している事になります。

また裁判の中で、清水産婦人科クリニックは、
心疾患を診断した例(3年間約1800人の出生で、5例=0.28%)を証拠として提出されました。

清水産婦人科クリニックにおける心疾患診断率などの詳細は、後日掲載いたします。

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2013年5月24日 (金)

「重症大動脈弁狭窄は聞いた事もない」という矛盾(清水良美医師の主張の変遷)

清水良美医師は、2審になり、次のような陳述書を提出されました。

『Critical AS (重症大動脈弁狭窄)に罹患していたと考えられることについては,
今回の控訴準備を進める中ではじめて知りました。
それまでは聞いたこともない疾患でした。

しかし、
1審の時点で、重症大動脈弁狭窄について、清水院長自ら、陳述、証言しているのです。

清水良美医師陳述書(1審)
『二尖大動脈弁狭窄による大動脈弁狭窄症の症状としては,一般的に陥没呼吸等の呼吸障害,心雑音の聴取,哺乳力低下による体重増加不良,チアノーゼとされています。

軽度の症例から重度の症例まで様々な症例があり,軽症の症例では生後すぐには症状が出ず,学童期になり初めて症状が出現することが多いとされております。

これに対して重度の症例は出生直後から症状が出て直ちに呼吸管理をおこない大学病院などへ転送しなければならない状態ですから,見逃すはずがありません。

これは多くの医学文献に記載されているところですし,またK先生の意見書にも触れられているところです。

大動脈弁狭窄症以外の先天性心疾患の新生児についても心雑音や哺乳力低下による体重増加不良の症状が見られることが多く,聴診や体重増加の確認は重要です。

通常,早急な治療開始が必要な先天性大動脈弁狭窄症で生まれた新生児には遅くとも入院中に心雑音が聴取されますし,
K先生の意見書(乙B第12号証)でも記載されているとおり,
出産直後から呼吸等の管理が必要で新生児集中治療室のある医療機関に直ちに転送する必要のある状態です。』

清水産婦人科クリニック協力医 J大学 K医師意見書(1審)には、
『新生児期から症状が存在する場合は,
我々がcritical aortic stenosis (重症大動脈弁狭窄)と呼称している
血液が流れる大動脈弁の直径が1ミリメートル程度のもので,
出生直後から非常に重症で人工呼吸器による管理を要するほどの重度の心不全症状を呈します。
そのため,1ヶ月健診を自宅からの通院で受診できたという時点で,
今回の事例とは全く異なる疾患群と理解していただいてよいかと考えます。』

また、重症大動脈弁狭窄の心雑音についての証言(一審) で掲載しましたとおり、
重症大動脈弁狭窄の心雑音について、清水良美院長は証言なさっています。

その上で、一審では、
優華は重症大動脈弁狭窄ではないと清水産婦人科クリニック側は主張しておりました。

二審になると、正反対の主張に変遷したことは驚きました。

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