2013年5月21日 (火)

『清水産婦人科クリニック』 0歳児診察で心疾患見落とし認め、賠償命令 東京地裁 (FNN)

「0歳児診察で心疾患見落とし認め、約6,000万円賠償命令 東京地裁

「生後1カ月の赤ちゃんがずさんな診察で死亡したなどとして、両親が病院に損害賠償を求めていた裁判で、東京地方裁判所は病院に対して、およそ6,000万円の支払いを命じた。

この裁判は、2007年に死亡した生後1カ月の赤ちゃんをめぐって、東京・江戸川区の「清水産婦人科クリニック」が適切な診察を行わず、心疾患を見落としたうえ、カルテを改ざんしたなどとして、両親が病院を相手におよそ6,000万円の損害賠償を求めていたもの。

25日の判決で、東京地裁は「カルテの記載は不自然な点が多く、極めて信用性に乏しい」と、カルテの改ざんを認めたうえで、「医師は適切な診断を怠り、専門病院での疾患の治療の機会を逸しさせた」などとして、請求を全面的に認め、病院に対しておよそ6,000万円の支払いを命じた。」

(FNNフジニュースネットワーク 10/25 22:11)

『清水産婦人科クリニック』医療過誤:0歳児死亡で賠償請求全額認める 東京地裁 (毎日新聞)

医療過誤:0歳児死亡で賠償請求全額認める 東京地裁

「長女が生後1カ月余りで死亡したのは産科診療所の診療に誤りがあったためとして、両親が診療所を経営する医療法人社団に計5880万円の損害賠償を求めた訴訟で、東京地裁は25日、両親の請求を全て認める判決を出した。菅野(かんの)雅之裁判長は「適切な時期の診断と治療で救命する可能性があった。請求額は社会通念上、妥当だ」と指摘した。

 判決によると、母親(36)は07年9月、東京都江戸川区の「清水産婦人科クリニック」で長女を出産。退院後も通院したが、長女は先天的な心臓疾患で血液の流れが悪く、同11月に急性心不全で死亡した。

 両親は「毎日の聴診をしていれば簡単に発見できた症状なのに、見落とされた。死亡後にカルテも改ざんされていた」と提訴した。

 菅野裁判長は「実際に聴診を行うか、真剣に聴こうとすれば異常を聴取でき、専門病院に転送もできた」と診療所側のミスを認定。さらに「カルテの記載には不自然、不合理な点が多く、信用性は極めて乏しい」と疑問を投げかけた。

 判決後、父親(37)は「ずさんな診療で命が奪われた。長女に良い報告ができる」と話した。
(毎日新聞 2012年10月25日)

2013年5月25日 (土)

『清水産婦人科クリニック』女児の先天性心疾患見過ごし…医院側に賠償判決 (読売新聞)

女児の先天性心疾患見過ごし…医院側に賠償判決

生後1か月の女児が産院で先天性の心疾患を見過ごされたために死亡したとして、栃木県の両親が東京都江戸川区の産婦人科医院を運営する医療法人に計約5800万円の損害賠償を求めた訴訟で、東京地裁は25日、医院側のミスを認め、請求全額の賠償を命じる判決を言い渡した。

菅野雅之裁判長は「真剣に聴診すれば、心臓の異常に気づくことができたはず」とした上で、「カルテの一部の記載が不自然で、信用性は乏しい」とカルテ改ざんの可能性も指摘した。

 判決によると、母親(36)は2007年9月、同区の「清水産婦人科クリニック」で女児を出産。女児は、退院時健診、1か月健診とも同医院で「異常なし」と診断されたが、同11月に大量に嘔吐した後、急性心不全で亡くなった。解剖の結果、先天的に心臓の弁に異常があったことがわかった。

判決は「遅くとも1か月健診時には心疾患と診断し、治療を受けさせるべきだった」と指摘。適切に診断されていれば、命を救えた可能性が高いと判断した。

(読売新聞 10月25日)

新生児死亡で医療法人に賠償命令 先天性心疾患見落とし

 生後1カ月余りの長女が死亡したのは新生児の際に医師が先天性の心疾患を見落としたためだとして、栃木県に住む両親が清水産婦人科クリニック(東京都江戸川区)を運営する医療法人社団清雅会に5880万円の損害賠償を求めた訴訟の判決で、東京地裁は25日、全額の支払いを命じた。

 菅野雅之裁判長は、異常がないとする長女のカルテは母親のカルテと記載方法が大きく異なり不自然だとして「意図的な改ざんがあったか否かはさておき、信用性は極めて乏しい」と指摘。

 死亡につながった大動脈弁狭窄症については病院側が適切な診断を怠ったことを認定した。

http://www.47news.jp/CN/201210/CN2012102501001919.html

(共同通信 2012年10月25日)

2013年5月29日 (水)

『清水産婦人科クリニック』新生児心臓病死5880万円賠償命令 東京地裁判決 (朝日新聞)

新生児心臓病死5880万円賠償命令 東京地裁判決

「正しく診断なら救えた」

生後1ヵ月の娘が死亡したのは病院が心臓病を見逃したためだとして、栃木県在住の両親が東京都江戸川区の医療法人「清雅会」に損害賠償を求めた訴訟で、東京地裁は25日、請求通り約5880万円の支払いを命じる判決を言い渡した。
菅野雅之裁判長は「正しく診断していれば命を救えた」と述べた。
判決によると、母親(36)は2007年、清雅会が同区で経営する「清水産婦人科クリニック」で長女を出産、6日後に退院したが、長女は約1ヵ月後に「大動脈弁狭窄症」による心不全で死亡した。
 病院側は、心臓に雑音はなかったとするカルテの記載を根拠に「病気には気付けなかった」と主張。両親側は「医師は胸の音を聴いておらず、カルテは改ざんされた」と訴えていた。
 判決はカルテの記載について「同じ医師が書いた別のカルテと書き方が大きく異なり、不自然で信用できない」と判断。「聴診していれば経験の浅い医師でも心臓病と診断でき、専門病院に転送できた」と病院側の責任を認めた。
 判決後の会見で、父親(37)は「産婦人科で新生児の病気を診断できないなら、小児科医と連携するなどして、二度とつらい思いをする人が出ないようにしてほしい」と訴えた。

退院まで達日診察を 

愛育病院(東京都)の加部一彦・新生児科部長の話
 元気な産声を上げて生まれたからといって正常な新生児とは限らない、ということを再認識させる意義ある判決だ。産科医は新生児が退院するまで連日診察を行って、心雑音が聞こえたら心臓超音波検査ができる小児科に紹介することが求められる。診察が行われていないようなら、両親のほうから「診察をしてください」と求めてほしい。

(朝日新聞 2012年10月25日)

『清水産婦人科クリニック』新生児死亡 心疾患見落とし原因 東京地裁判決 病院に賠償命令(東京新聞)

新生児死亡
心疾患見落とし原因 東京地裁判決 病院に賠償命令 

生後1ヶ月余りの長女が死亡したのは新生児の際に医師が先天性の心疾患を見落としたためだとして、栃木県に住む両親が清水産婦人科クリニック(東京都江戸川区)を運営する医療法人社団清雅会に五千八百八十万円の損害賠償を求めた訴訟の判決で、東京地裁は二十五日、全額の支払いを命じた。
 菅野雅之裁判長は、異常がないとする長女のカルテは母親のカルテと記載方法が大きく異なり不自然だとして「意図的な改ざんがあったか否かはさておき、信用性は極めて乏しい」と指摘。
 死亡につながった大動脈弁狭窄症については「経験が浅い医師でも、実際に聴診をし、真剣に心雑音を聞こうとすれば異常を聴取できるはずで、手術で完治も可能だ」として、病院側が適切な診断を怠ったことを認定した。
 判決によると、長女は二〇〇七年九月に誕生。診察や一ヵ月検診で、心臓の弁が動かなくなる大動脈弁狭窄症を見落とされ、同年十一月に死亡した。
   ◇
 判決後、両親が記者会見し、父親(三七)は 「医師から『大丈夫。この子の個性だから』と言われ続けた。自ら訴えることができない新生児に、こんなずさんな医療は許されない」と非難した。
 清水産婦人科クリニック側の代理人弁護士は「コメントできない」としている。
(2012年10月26日 東京新聞)

2013年5月30日 (木)

『清水産婦人科クリニック』新生児死亡で産院に賠償命令 先天性疾患見落とし (下野新聞)

新生児死亡で産院に賠償命令
  先天性疾患見落とし

 生後1ヵ月余りの長女が死亡したのは新生児の際に医師が先天性の心疾患を見落としたためだとして、
本県に住む両親が清水産婦人科クリニック(東京都江戸川区)を運営する医療法人社団清雅会に5880万円の損害賠償を求めた訴訟の判決で、
東京地裁は25日、全額の支払いを命じた。

菅野雅之裁判長は死亡につながった大動脈弁狭窄症について
「経験が浅い医師でも、実際に聴診をし、真剣に心雑音を聞こうとすれば異常を聴取できるはずで、手術で完治も可能だ」として、
病院側が適切な診断を怠ったことを認定した。

 両親は記者会見し、
父親(37)は「自ら(異状を)訴えられない新生児にずさんな医療は許されない」と話した。
(2012年10月26日 下野新聞)

2013年5月31日 (金)

『清水産婦人科クリニック』新生児死亡に賠償命令 東京地裁、心疾患見落とし認める(日本経済新聞)

新生児死亡に賠償命令 東京地裁、心疾患見落とし認める

 生後1カ月余の長女が死亡したのは診療で先天性の心疾患を見落としたのが原因だとして、
栃木県に住む両親が、清水産婦人科クリニック(東京・江戸川)を経営する医療法人社団清雅会に損害賠償を求めた訴訟の判決で、
東京地裁(菅野雅之裁判長)は26日までに、両親側の主張を全面的に認め、請求通り5880万円の支払いを命じた。

 判決理由で菅野裁判長は「聴診などで心雑音の異常を聞き取ることができた。遅くとも1カ月健診時には心疾患と診断して専門病院に転送すべき注意義務があった」と指摘し、適切な診断と治療を怠ったと判断した。

カルテには聴診時の心雑音がなかったなどと記載されていたが「表現に不自然な点が多く、信用性は極めて乏しい」と改ざんの可能性も認めた。

 判決によると、母親(36)は2007年9月29日、父親(37)の実家近くの同クリニックで長女を出産。長女は退院した同11月5日に大量に嘔吐(おうと)し、翌6日に死亡した。

(2012年10月26日 日本経済新聞)

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